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2/4 「66ブッククラブ」第5回 デジタルチャイナ

Description



アカデミーヒルズとコンテンツレーベル「黒鳥社」が贈る、“読書会“の新フォーマット「66ブッククラブ」。

本を読み、そのテーマについて著者本人や翻訳者を交えてディスカッションしながら、同時に「次に読むべき本」を自分なりに探していくことを目指す「66ブッククラブ」。前回は「プラットフォーム」をテーマに『ウーバーランド』を取りあげ、参加者とともに本をめぐるアツいディスカッションを交わしました。

2月に開催する第5回では、「デジタルチャイナ」をテーマに、『幸福な監視国家・中国』を取り上げます。特別ゲストには、著者であり神戸大学大学院経済学研究科教授として現代中国経済に明るい梶谷懐先生をお招きいたします。
中国で高度に実現されているかに見えるIT技術の普及とテクノロジーによる「監視社会化」は、生活・行政のデジタル化がこれから加速していくだろう日本にとって重要な参照点となることは間違いありません。ED(電子商取引)やモバイル決済を支えるスーパーアプリのみならず、プライバシーと利便性、道徳的信用スコア、ネット世論監視システム、公権力と社会の関係性から道具的合理性まで、テクノロジーが変えていく生活の様相について、梶谷先生を交えてディスカッションしながら、新しい本との出会いを、参加者のみなさんとともに探してみたいと思います。

『幸福な監視国家・中国』をお読みいただいて、「こんな本を思い出した」「こんな本が気になった」といった自分なりの発見を持ち寄り、参加者の皆さんにシェアしていただきつつ、著者の梶谷先生、またゲストモデレーターの池田純一さん、そしてファシリテーターの若林恵さんの、それぞれの「発見」を学ぶ貴重な機会ともなります。

著者を招いた単なるトークイベントとも、読んで感想をシェアしあうだけの読書会とも一味違う、1冊の本をめぐる新しい参加型イベントです。ぜひ一度、ご体験ください!


第四回 デジタルチャイナ
■1冊 『幸福な監視国家・中国』
梶谷懐・高口康太(著)

■特別ゲスト:梶谷懐(神戸大学大学院経済学研究科教授)

■聞き手:池田純一(デザインシンカー)、若林恵(黒鳥社 コンテンツ・ディレクター)

■書籍紹介
習近平体制下で、政府・大企業が全人民の個人情報・行動記録を手中に収め、AI・アルゴリズムによって統治する「究極の独裁国家」への道をひた走っているかに見える中国。新疆ウイグル問題から香港デモまで、果たしていま、何が起きているのか!?気鋭の経済学者とジャーナリストが多角的に掘り下げる!

※参加条件:当日『幸福な監視国家・中国』を議題にディスカッションを行います。事前にお読みいただき、当日ご持参ください。

【目次】
第1章 中国はユートピアか、ディストピアか
    間違いだらけの報道/専門家すら理解できていない
    「分散処理」と「集中処理」/テクノロジーへの信頼と「多幸感」
    未来像と現実のギャップがもたらす「認知的不協和」
    幸福を求め、監視を受け入れる人々
    中国の「監視社会化」をどう捉えるべきか

第2章 中国IT企業はいかにデータを支配したか
    「新・四大発明」とは何か/アリババはなぜアマゾンに勝てたのか
    中国型「EC」の特徴/ライブコマース、共同購入、社区EC
    スーパーアプリの破壊力/ギグエコノミーをめぐる賛否両論
    中国のギグエコノミー/「働き方」までも支配する巨大IT企業
    プライバシーと利便性/なぜ喜んでデータを差し出すのか

第3章 中国に出現した「お行儀のいい社会」
    急進する行政の電子化/質・量ともに進化する監視カメラ
    統治テクノロジーの輝かしい成果/監視カメラと香港デモ
    「社会信用システム」とは何か/取り組みが早かった「金融」分野
    「金融」分野に関する政府の思惑/トークンエコノミーと信用スコア
    「失信被執行人リスト」に載るとどうなるか
    「ハエの数は2匹を超えてはならない」
    「厳しい処罰」ではなく「緩やかな処罰」/紙の上だけのディストピアか
    道徳的信用スコアの実態/現時点ではメリットゼロ
    統治テクノロジーと監視社会をめぐる議論
    アーキテクチャによる行動の制限/「ナッジ」に導かれる市民たち
    幸福と自由のトレードオフ/中国の現状とその背景

第4章 民主化の熱はなぜ消えたのか
    中国の「検閲」とはどのようなものか/「ネット掲示板」から「微博」へ
    宜黄事件、烏坎事件から見た独裁政権の逆説
    習近平が放った「3本の矢」/検閲の存在を気づかせない「不可視化」
    摘発された側が摘発する側に/ネット世論監視システムとは

第5章 現代中国における「公」と「私」
    「監視社会化」する中国と市民社会/第三領域としての「市民社会」
    現代中国の「市民社会」に関する議論/投げかけられた未解決の問題
    「アジア」社会と市民社会論/「アジア社会」特有の問題
    「公論としての法」と「ルールとしての法」/公権力と社会の関係性
    2つの「民主」概念/「生民」による生存権の要求
    「監視社会」における「公」と「私」

第6章 幸福な監視国家のゆくえ
    功利主義と監視社会/心の二重過程理論と道徳的ジレンマ
    人類の進化と倫理観/人工知能に道徳的判断ができるか
    道具的合理性とメタ合理性/アルゴリズムにもとづく「もう1つの公共性」
    「アルゴリズム的公共性」とGDPR
    人権保護の観点から検討すべき問題
    儒教的道徳と「社会信用システム」/「徳」による社会秩序の形成
    可視化される「人民の意思」/テクノロジーの進歩と近代的価値観の揺らぎ
    中国化する世界?

第7章 道具的合理性が暴走するとき
    新疆ウイグル自治区と再教育キャンプ/問題の背景
    脅かされる民族のアイデンティティ/低賃金での単純労働
    パターナリズムと監視体制/道具的合理性の暴走
    テクノロジーによる独裁は続くのか
    士大夫たちのハイパー・パノプティコン
    日本でも起きうる可能性/意味を与えるのは人間であり社会
    
    おわりに / 主な参考文献
              (NHK出版商品紹介より転載)


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Tue Feb 4, 2020
7:00 PM - 9:30 PM JST
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Venue
アカデミーヒルズ(六本木ヒルズ森タワー49階)
Tickets
2/4(火)66ブッククラブ第5回
¥3,000(税別)
SOLD OUT ¥3,300
2/4(火)66ブッククラブ第5回 ¥3,000(税別) SOLD OUT ¥3,300
Venue Address
東京都港区六本木6-10-1 Japan
Organizer
アカデミーヒルズ
1,496 Followers